今回の衆院選 新潟2区について(考察)

結果は自民党の細田健一氏の圧倒的な大差での当選でした。
国民民主党の高倉氏、共産党の平氏の票を合計しても全く歯が立ちませんでした。
個人的に、この2区という選挙区は穴場的な場所になるかと思います。
大票田は柏崎市、燕市、佐渡市、西蒲区ですが、この地域においての主なイメージや産業は、柏崎は原発、燕市は洋食器などの金属加工品産業、佐渡市は水産、観光産業、西蒲区も土木や製造、観光などの産業等々を思い浮かべます。
細田氏は経済産業省出身の元官僚との事ですが、地元にお金を持ってこれるのでしょうか?
現在、経済産業副大臣のポストについているようですが、是非ともこの地域の為に利益をもたらして頂けるようにお願いいたしたいです。
縁もゆかりも無い、名古屋市出身の細田氏にこれだけの票が集まったのですから是非ともお願いしたいです。
大風呂敷を敷けとは言いませんが「佐渡と本土を繋ぐ橋の建設をします」ぐらい言ってもいいと思います。
なお、今回の選挙では旧民主党から自民党へ移った鷲尾議員が比例にまわった経緯と野党共闘もなかったので、楽勝だったかと思います。
出馬した候補も知名度も低く、あまりパッとしませんでしたし。
もう少し、国民民主党の高倉氏への支持が広がるかと思ってましたが、党の方針はあるかと思いますが、野党共闘があっても良かったかと思います。
なお、個人的には、いくら新潟出身とはいえ、色々な事情はあろうかと思いますが、前回の選挙で無所属で出馬し当選したとは言え、当選後に自民党に入党する裏切り行為をする鷲尾議員を私は未来永劫支持出来ないです。
最後に当選された細田氏には、今後約4年の任期の中で地元への結果、成果が無ければ次は無いと思って頂きたい。次も楽勝とは思わないで頂きたい。野党の皆さんには次回はちゃんとした対立候補の擁立をお願いしたいです。
新潟県の小選挙区で与野党一騎打ちの選挙区じゃないのは2区だけです。(5区は微妙です)
有権者にはわかりやすくて非常にありがたいです。
日本全国、一部を除き地方はそうするべきだとも思います。
今夏の参議院選挙では、立憲民主党の現職と自民党の若い元県議との一騎打ちになりそうですが、今後の岸田内閣の政治運営次第ですね。

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